民家を直したい、直してもらいたい人をつなぐネットワーク

「りみんか」とは?


当サイトは、全国の大工さんやDIYerをつなげるための民家再生ネットワークです。
登録型のインデックスとして、各地で民家再生に関わっている人たちと
家を修繕したい人たちをつなぐ役割を目指します。
工務店や大工さんのほか、DIYが得意な人も登録可能なので
リフォームを頼みたい、ちょっと棚をつくりたい、
網戸の張り替えをお願いしたい等、
頼みたい内容や予算に応じて、マッチングが可能です。

「りみんか」とは
リフォーム、リノベーション、リビルドの「Re」と
「民家」を組み合わせた造語です。
そのほかに、やってみんか、直してみんか、探してみんか、
大事にしてみんか、という意味も込めています。

ネットワークへの参加条件は、
「民家が好き、大事にしたい」という気持ちのみ。
新築でも30年で価値がなくなってしまう
大量生産・大量消費・シックハウスの家ではなく、
100年近く使われてきた古民家や
築50年ほどの昭和の民家を大事に直しながら、
暮らしを受け継いでいきたいものです。
各地で「りみんか○○」が生まれることを期待しています。

呼びかけ人 新井由己

リフォーム

壊れてしまったり、汚れていたり、老朽化している部分を、修理したり、きれいにしたり、新しくしたりすることを指します。例えば、外装の塗り直し、キッチンの設備の変更、壁紙の張り替えなどが「リフォーム」に該当します。

リノベーション

既存の建物に大規模な変更を行なうことで、よりデザイン性の高いものにしたり、間取りや内外装などを変更したりすることを指します。例えば、耐久性や耐震性を高めるために壁の補修を行なったり、仕切りの壁をなくして広々としたスペースにしたりすることなどが「リノベーション」に該当します。

リビルド

「リビルド」とは、一般的には部分的に作り直したり、新たに建て直したりすることを指します。ここでは、大きな家を小さい間取りに変更したり2階建てを1階建てに直したりする「減築」や、廃屋になってしまった建物から材料を再利用することを指しています。

建材あるもんで

もうひとつの機能として「建材あるもんで」を組み合わせます。
いわゆる廃材ネットワークです。
どうやったら地元で捨てられる建材が入手できるのか、
その方法も紹介したいと思います。
実際に新品で捨てられるペアガラスや
解体現場の古材などの情報を得られたら、
自分たちが使いきれない情報を共有しましょう。

空き家問題

日本の空き家を活用しよう
日本では
7.4戸に
1戸が
空き家

現在、戸建て・集合住宅を含めた日本の空き家は全国に820万戸あり、「空き家率」は 13.5%と世界一の多さです(アメリカ11%、イギリス3%、ドイツ1%)。およそ7.4戸に1戸が空き家で、東京でさえ約11%の空き家があります。それなのに、新築は総住宅数の1.48%、90万戸が建てられています。イギリスの空き家61万戸以上を、日本では毎年新築しているのです。アメリカの空き家率が11%と比較的高いのは、国土の広さが関係していると考えられています。

ヨーロッパやアメリカでは、新築と中古を合わせた住宅取引のうち、中古の割合が70〜90%程度になっています。それに対して日本では、10%台という極めて低い状態です。ヨーロッパでは、市街地とそれ以外の線引きがはっきりしており、どこにでも住宅が建てられるわけではないことも、中古住宅が主流になっている理由のひとつです。

また、主な先進諸国の住宅寿命(住宅を建ててから取り壊すまでの平均値)は、イギリス141年、アメリカ103年、フランス86年、ドイツ79年、日本30年となっていて、日本の住宅寿命が極端に短いのがわかります。日本では築30年を超えると資産価値がゼロになってしまいます。

日本は戦後の復興で、とりあえず自分の代だけ持てばいいという価値観でバラック住宅を建ててきました。建築業界も多量に安価で提供するために耐久性を犠牲にして、30年程度で建て替えるスクラップ&ビルドのサイクルに入ってしまいました。この30年で家を建て替えるという価値観は、同時に「住むなら新築」という発想を日本人に植えつけました。

その結果、補修すればまだ住める家があるのに、子どもたちは新築の家を建てるのが当然だと思って実家を離れ、やがて住む人がいなくなった家は空き家になって、近年は「増加する空家」として社会問題になっています。

住宅を使い捨てにするのではなく、古い家を快適に過ごせるように改修したり、大きな家を小さくしたり(減築)して、今ある空き家をもっと活用しましょう。

  • 13.5 %、820万戸の空き家

  • 11%、1410万戸の空き家

  • 3%、61万戸の空き家

  • 1%、170万戸の空き家

空き家を活用するチャンス!


2015年5月に「空き家対策特別措置法」が完全施行されました。
1年間の使用実態がないと「空き家」と判断され、
更地に比べて優遇されていた固定資産税が
現在の4〜6倍になることが決まりました。
場合によっては自治体が立ち入り検査を行ない、
強制代執行で撤去されることもあるそうです。

日本にある空き家のうち約80%が一戸建。
築40〜50年が経って、
親が亡くなった等の理由で誰も住まなくなった場合でも、
更地にすると固定資産税の負担が増加することから、
相続人がそのまま放置するケースが多くなっています。

特措法によって、
これから空き家を処分する人が増えることが予想されます。
けれども、放置したままの荷物を整理したり、
痛んだ家屋を修繕したり、
場合によっては建物を取り壊さないと土地が売れないケースもあり、
家賃はタダでもいいから、
現状のまま(荷物は自由に処分してもらい)、
誰かに住んでほしいと考える持ち主もいるようです。

つまり、空き家を活用するには、今が絶好のチャンスなのです。

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